スレート屋根の壊れた

お家を大切に

台風の季節になりました。この時期になると「屋根からなにか落ちたので見てほしい」とか「屋根の上のカバーがバタバタしてるので見てほしい」とのお問合せの電話や写真メールが増えます。特に台風の後では保険申請用の見積り依頼で増える時期です。

今回はスレート屋根について特に台風被害が多い箇所を投稿します。

スレート材の破損する部分箇所としてNo1です。

スレート材(コロニアルやカラーベスト)では棟材の落下が発生・・・

近隣のお宅や車へ落ちたら大変です。築15年以上のお宅ではいつおきてもおかしくないです。

台風で飛んでいった棟材(棟包)、横の釘やビスが外れて飛んでいきました。

ちなみに台風などの災害の場合、火災保険の特約で申請出来る場合がありますので被害にあった場合は確認してみてはいかがでしょうか?その時にはご連絡いただけると迅速に対応します。

塗装10年目、貫板ごと落下したお宅

棟包の修理方法

既存の棟包撤去して貫板(下地材木)も撤去します。
貫板(下地材木)を交換します。ビスでしっかり取付けます。樹脂材もありますので施工前に確認しましょう。
棟包を貫板に横からビスでシッカリ取付けます。これで、強風にも耐えて雨漏りも安心です。

棟包修理のポイントと業者選び

  • 貫板は必ず交換

 貫板の痩せや腐食が原因で棟包のビスがきかない事で棟包が外れます。痛んで無くても交換しましょう。最近では、劣化しにくい樹脂材の貫板がありますので、施工業者に見積り段階で相談しても良いでしょう。

  • 必ず施工手順を確認

施工業者に見積り依頼したら必ず、施工手順を確認して施工中は写真撮影を依頼しましょう。見えない部分なので特に大切なポイントです。工程毎の写真撮影をシブルような業者は選ばない方が良いです。

  • 屋根塗装も合わせて検討を

棟包が外れる位の屋根の場合、築年数15年以上のお宅と思いますのでスレート材も劣化し始めています。棟包交換の作業上、屋根材の上を歩くため多少の痛みやヒビ割れの可能性があります。

補修を兼ねて是非とも塗装を検討してはいかがでしょうか?

  • 訪問業者は基本信用しないこと

ピンポ~~「近所で工事してるんだけど、お宅の屋根こわれてるよ!今なら親方が無料で見てくれるって言ってるから見てもらった方がイイよ!」愛想良く、人なつこい感じの若者やおじさんが突然やって来る事があります。基本的に即決で見てもらわない事です。

必ず、「名刺ある?」「何処で工事してるの?」「会社何処よ?」聞いてみて下さい、まともに答えられない場合が多いです。施工現場が近隣で知っているお宅であれば信用出来る場合もありますが、この手の工事は地元業者で情報をネット上やSNS上で開示している業者なり個人にみてもらいましょう。

スレート材本体のヒビ割れ、他の破損場所

築12年目の屋根、ヒビ割れ
築15年目ハガレ落下
築15年目のヒビ割れ
ケラバ包の破損、ハガレ

スレート材本体のハガレ落下やヒビ割れが発生する事があります。ただし、屋根点検時にヒビ割れが発生する場合もあるので信頼出来る業者に点検作業は依頼しましょう。

屋根周辺のケラバ包などの板金部材も強風の影響で破損する事があります。

さて、台風の強風でスレート屋根の破損が発生する箇所の説明でした。台風が過ぎた後、ご自分でもお家の点検してみて下さい、少しでも不安を感じたら地元の業者さん(情報量の多い業者が良いと思います)に相談してはいかがでしょうか?

では、また!!

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