ユニットバスと脱衣場の改修工事 After

お家を大切に

浴室解体工事

解体工事の順序と打合せのポイントです。

① 水廻りの止水と排水管を封をしますので一時的に断水させて頂きます。

 見積り段階で給水・給湯管をどこまで交換するのかを確認しておきます。20年以上前のお宅の場合は可能な限り脱衣場洗面までは配管を新しくする事をオススメします。

② 電気の絶縁、バランス釜がある場合はガス管を止めてもらいます。

 危険が多いのがガスと電気です。有資格者が作業するのかを必ず確認しましょう。

③ 浴室の天井、壁、窓やドア、床や浴槽を解体始めます。

 ホコリと騒音が発生しますので養生を何処までやるのかを施工業者に確認しておくことをオススメします。特に廊下を出入り口に使用する場合は床養生や後の清掃を標準仕様としてするのかを見積り段階で確認しておきましよう。

④ 脱衣場の改修部分解体

 費用を抑えるために脱衣場の床を旧来のままクッションフロアで仕上げて終わりとする場合がありますが最低でも12mm合板の増張りまたは旧来の床材を撤去して防蟻材(シロアリ対策)散布や断熱材施工をオススメします。プラン段階で洗濯機や洗面化粧台のレイアウトを充分に検討しましょう。

 照明スイッチ・換気扇スイッチが新しくなります。また、浴室入り口が引戸をチョイスした場合には位置を検討しておきましよう、「どこでもイイですよ」はNG工事の原因になります。

 脱衣場には分電盤がある場合がありますので壁工事がある場合は電気工事の確認も必要になります。

導入サイズに合う様に解体します。
窓の養生

コンクリート打設、組立

ユニットバスは重量物です。床下はコンクリートを打設します。

コンクリート打設後、1日を養生として組立にそなえます。

組立の当日は搬入等で施工員の出入りが増えますのでオススメの季節は春か秋が良いとおもいます。

シーリングの硬化までの時間がありますので組立の翌日夕方から使う事ができます。

給湯器関係、浴室暖房器の動作確認しましょう。

不具合がある場合は直ちに修復してもらい引き渡しとなります。

メーカーの保証がありますが登録して頂く必要がありますので登録しておきましょう。

壊れ易い所はカラン水栓関係とプッシュ栓部分の劣化が多いです。

脱衣場・洗面コーナー

お施主様のご希望で脱衣場とトイレの入り口を仕切る事ですので大工と相談しました。

費用を考慮して既存の窓を残して仕切壁と扉を新設する事をご提案しました。

施工前の状態です。脱衣場が広くトイレの入り口が一体となっていて使いずらいのと寒いのが不満でした。

左側を洗濯機を置くスペースと脱衣場として使用、右側は洗面台(下部分)を窓側に取付、右の壁にミラーユニットを取付けます。

今後、キッチン工事の為に流し台が無くなるので内装工事前ですが洗面台だけ設置させて頂きました。

2度手間ですが住みながらの改修工事なのでこの様な段取りになってしまいました。

ちなみに内装が終わるまではドアの取付はしていませんでした。

窓は内窓(プラマードU)を施工しています。ガラスは透明を採用しました明るくなるので外が型ガラスの場合にはオススメです。

分電盤、太陽光パワコン等を移設する必要がありましたが、当初のご希望では洗面側の窓は壁にしてミラーユニット設置でしたが暗くなるので右のトイレ側の壁に取付ける事になりました。現場での変更も臨機応変に対応してます。

この段階でキッチンの配管交換を決定しました。床下に入れるので脱衣場したまで湯水の配管を延ばしてあります(工事が終わるまでキッチンのお湯はでません)。

内装工事と洗濯パン設置、ミラーユニット設置しました。

これで、お風呂場・脱衣場・洗面・トイレは使用してもらえますのでお引渡しです。

次回はキッチン工事です。

では、また・・・

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