リフォーム屋さんの視点からお家のお手入れやリフォーム業者の選び方や付き合い方を記事にしますのでよろしくお願いします。
小さくは自分の仕事への反響、大きくはお家を手入れする事によって少しでも「空屋問題」の解消に繋がり、世の中の住宅事情に「良い作用」があればと考えてブログ名を「イイさよ~」にしました。
ちなみに、「イイさよ~ぉ」は甲州弁で「いいんだよ!」って意味がで使います。
さて、今回のテーマ「お家長持ちはお家の観察から」です。
まず、2013年の国土交通省の発表では全国に空屋(戸建て)2,305,000棟だそうです。
ほとんどの空き屋は相続で取得し、「残置物が多く整理できない」や「解体に費用をかけたくない」などの理由で流通せずに朽ちるのを待っている状態です。
相続した時点で古くなり、外壁屋根が傷んでいる場合や水廻りなどリフォーム費用がかかる部分の修繕が必要な場合も多いようです。
リフォーム屋さんの観点からのアドバイスとして空屋になる前から自宅や実家など将来、所有または相続する可能性のある住宅は外回りの修繕をホッタラカシにしない事です。
特に、雨が当たる、通る部分の痛みは致命的になる場合が多く早めの修繕をおすすめします。年々ひどくなるゲリラ豪雨や大型台風などで雨樋からの雨水のあふれや、壁からの雨水の浸入があったりする事があります。
屋根の上は雨の日には調べられないですが外壁や雨樋など雨水が当たる場所や通る場所の不具合は早めの相談、修理がお家を長持ちさせ、最終的には維持費用を安く済ませるこつです。ご自身の身体と同じようにお家にも定期診断してあげたいですね。
手始めに雨の日にご自身でお家を一周観察してみてはいかがでしょうか?
今回はここまで・・・では、また!
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