必須作業の下地清掃
セメント瓦やコロニアル（スレート屋根）の下処理として必須な作業として「ケレン」があります。
聞き慣れない「ケレン」ですが今回の場合は汚れを中心に剥がす作業になります。
セメント瓦の場合はワイヤーブラシやマジックロンを使って苔や汚れ、落ちる範囲で古い塗膜とセメント下地をはがします。
ポイントは苔と汚れをゴシゴシしっかりと剥がします。
ゴシゴシ、マスクとゴーグル付けてシッカリと剥がした様子です。
シーラーはシッカリと！！
次に大事なのは下塗りの工程です。
ここで塗りむらや塗り忘れがあると数年後に剥がれたり、塗りムラが発生したりします。
下塗りをすると乾いても濡れた感（光沢）が出ます。
気泡あとや塗りむらが無いようにチェックしながら塗ります。
下塗りをシッカリとする事で仕上がりが変わります。
2度塗りは美観と長持ちの一手間
慣れない場合は、最初に瓦の重なり部分を刷毛で塗りこみます。
手間が増えるようですが塗りむらや塗料のタレが無くなり
ローラーでの塗装作業が楽に早く出来ます。
中塗りの終わった状態、この段階で塗りむらや気泡ムラが多いと
仕上げ塗りで手間取りキレイに仕上がらないので出来るだけ丁寧に塗ります。
中塗りと同じ手順で塗ります。
中塗りより瓦へ塗料が吸い込まれないので作業は楽になります。
塗料の量も中塗りより使わなくてもキレイに仕上がります。
セメント瓦は割れやすく専門の業者にお願いする事をオススメします。
ご自身で作業する場合はヘルメット、滑り止めのある靴など安全を確保して
作業の動線を考えながら行いましょう。
ではまた・・・
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